ことわざ/濡れ手で粟(ぬれてであわ)とは?

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「濡れ手で粟」意味と読み方

【表記】濡れ手で粟
【読み】ぬれてであわ
【ローマ字】濡れ手で粟の掴み取り(ぬれてであわのつかみどり)

【意味】
苦労せずに楽々と利益を得ることのたとえ。濡れた手で粟を掴むと、手に粟粒がたくさん付いてくることから。
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説明

苦労せずに、簡単に大きな利益を手にする事。濡れた手で粟を掴むと、細かい粒の粟が勝手に手について、たくさん掴めるところから由来。粟は、米よりも早く日本に伝来された穀物で、家畜やペットの飼料にも使われた。第二次世界大戦後、一気に需要が減ったが、健康食品の見直しにより五穀米などに商品化されている。たまに「棚から牡丹餅」を類義語とすることもあるが、「棚から牡丹餅」は予期せぬ利益であることに対し、「濡れ手で粟」は意図的に行った行いに対し、更に利益を得るというところが違う。

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詳細

注釈、由来

【注釈】-

【出典元】「粟」は米より早く伝来した穀物のこと。極小の粒状で濡れたで触ると手にくっつく。
【語源・由来】粟は濡れた手で触るだけで、手にくっつくことから。

「濡れ手で粟」の言い換え、反対、似た言葉

【同義語】

濡れ手で粟の掴み取り(ぬれてであわのつかみどり)

【類義語】

漁夫の利/一攫千金/濡れ手で粟のぶったくり/一攫万金/一石二鳥

【対義語】

骨折り捐の草臥れ儲け/籠で水を汲む

【注意】

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「濡れ手で粟」の例文

【日本語】「競馬で大穴を狙って、あわよくば濡れ手で粟なんてことを考えても、そう上手くはいかないよ」
【英語】
To make one’s fortune at one stroke.(一挙に産を成す)

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