「当たるも八卦、当たらぬも八卦」意味と読み方
【表記】当たるも八卦、当たらぬも八卦
【読み】あたるもはっけ、あたらぬもはっけ
【ローマ字】ATARUMOHAKKE,ATARANUMOHAKKE
【意味】
占いは当たる場合もあれば、当たらない場合もあるという意味。
占いは当たる場合もあれば、当たらない場合もあるという意味。
説明
占いは、当たることもあるし外れることもなるものなのだから、占いの吉凶は気にするなということで、悪い結果が出たときに使われることが多い。「八卦」易経にある占いのことで、陰と陽を示す算木の組み合わせで得られる八種の形をいう。「はっけ」「はっか」ともいう。「卦」の「圭」とは、古代中国の皇帝が諸侯に与える先端の尖った玉の板のことで、尊い恩賞の意味をするもの。「卜」は「うら」と読み、大昔の占いの亀裂の形のこと。(カメの甲羅やシカの骨に亀裂の入り方で物事の吉凶を占ったという。)つまり、「卦」とは、「天から授かった占い」を意味し、転じて「八卦」とは「八つの占いの象(型)」となる。
詳細
注釈、由来
【注釈】「八卦」とは占いのこと。古代中国から伝わる易経という経典から生まれた占い方法。
【出典元】「易経」
【語源・由来】中国の易経の経典に、ものごとの吉凶を占う方法で「八卦」というものがある。八卦は古い占い方法で、そのことからも「八卦」=「占い」とされる。
「当たるも八卦、当たらぬも八卦」の言い換え、反対、似た言葉
【同義語】
-
【類義語】
合うも夢、合わぬも夢/合うも合わぬも夢/当たるも不思議、当たらぬも不思議/八卦の八つ当たり/合うも不思議、合わぬも不思議/当たるも不思議当たらぬも不思議/合うも不思議合わぬも不思議
【対義語】
―
【注意】
占い以外の当たり外れに使うのは誤り。誤用例 「当たるも八卦、当たらぬも八卦とはよく言ったもので、当たると評判の売り場で毎年年末ジャンボ宝くじを買っているのに、一度も当たった試しがない」
占い以外の当たり外れに使うのは誤り。誤用例 「当たるも八卦、当たらぬも八卦とはよく言ったもので、当たると評判の売り場で毎年年末ジャンボ宝くじを買っているのに、一度も当たった試しがない」
「当たるも八卦、当たらぬも八卦」の例文
【日本語】「当たるも八卦、当たらぬも八卦だよ、星占いの結果が悪かったからといって気にすることはない」
【英語】
Fortune-telling does not always come true.
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