ことわざ/阿堵物(あとぶつ)とは?

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「阿堵物」意味と読み方

【表記】阿堵物
【読み】あとぶつ
【ローマ字】ATOBUTSU

【意味】
金銭のこと。「阿堵」は「この」の意。
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説明

お金の別の言い方。明けても暮れても「お金、お金。」と言う人を忌み嫌って生まれた言葉。古代中国の晋の王衍は日頃から妻が金銭に貪欲なことを忌み嫌い、「銭」ということばを決して口にしなかった。妻は王衍になんとしてでも「銭」と言わせたく、王衍の寝台の周囲に銭を敷き詰め歩けないようにせよと下女に命じた。翌朝、王衍はそれを見て「この物を片づけよ」と下女に命じて、「銭」ということばは決して口にしなかったという。

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詳細

注釈、由来

【注釈】「阿堵」とは、中国の晋・宋時代の俗語で「この」「あの」などの意。

【出典元】「世説新語」
【語源・由来】-

「阿堵物」の言い換え、反対、似た言葉

【同義語】

阿堵の物(あとのもの)

【類義語】

【対義語】

【注意】
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「阿堵物」の例文

【日本語】「阿堵物のために土下座するなんて自分のプライドが許さない」
【英語】

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