「出藍の誉れ」意味と読み方
【表記】出藍の誉れ
【読み】しゅつらんのほまれ
【ローマ字】SHUTSURANNNOHOMARE
【意味】
弟子が師よりもすぐれていること。
弟子が師よりもすぐれていること。
説明
藍染の染料は、もとの藍の葉より青くなることからいう。その関係を弟子と師匠にあてはめて、弟子が師匠の学識や技術を越えるという意味。学問の重要性をうたった荀子の言葉から。
詳細
注釈、由来
【注釈】「藍」は、たで科の一年草。主に藍染の染料として使われてきた。奈良時代のころに中国から日本へ伝わったが、海外からの化学染料であるインディゴが普及したことにより、染料として使われることが少なくなった。なお、インディゴや藍のような色は、世界中で似たような染料が作られていたという歴史がある。
【出典元】「荀子」
【語源・由来】「荀子」の言葉から。 青色の染料は藍から取るものだが、もとの藍の葉より青くなることからいう。
「出藍の誉れ」の言い換え、反対、似た言葉
【同義語】
青は藍より出でて藍より青し(あおはあいよりいでてあいよりあおし)
【類義語】
出藍/氷は水より出でて水より寒し/氷は水より出でて水よりも寒し/青は藍より出でて藍より青し
【対義語】
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【注意】
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「出藍の誉れ」の例文
【日本語】「たった数年で師匠を越えるとは、まさに出藍の誉れだ」
【英語】
The scholar may waur the master./outdone his master.