「沈香も焚かず屁もひらず」意味と読み方
【表記】沈香も焚かず屁もひらず
【読み】じんこうもたかずへもひらず
【ローマ字】JINNKOUMOTAKAZUHEMOHIRAZU
【意味】
特によいところまければ、悪いところもなく、平々凡々であること。
特によいところまければ、悪いところもなく、平々凡々であること。
説明
沈香のような良い香りもないが、おならのような悪臭を放つこともない意味で、特に優れたこともしないが悪いこともしないで、平々凡々であることのたとえ。
詳細
注釈、由来
【注釈】「沈香」とは、熱帯地方に産する良い匂いのする香木のこと。 長い時間をかけてバクテリアや胞子などが付着することで、線香に近いが、よりもっと独特な良い香りがする。今でも科学的に作り出すには難しく、貴重なものになると、約150年ほどかかって出来るという。なお、普通の木材に比べて比重が高く、水に沈むことから、「沈香(沈む香り)」と言われている。
【出典元】-
【語源・由来】良い香りもないが、悪臭もないことから。
「沈香も焚かず屁もひらず」の言い換え、反対、似た言葉
【同義語】
-
【類義語】
毒にも薬にもならない/伽羅も焚かず屁もこかず/線香も焚かず屁もひらず
【対義語】
悪に強ければ善にも強し
【注意】
「沈香」を「ちんこう」と読むのは誤り。 「焚かず」を「炊かず」と書くのは誤り。
「沈香」を「ちんこう」と読むのは誤り。 「焚かず」を「炊かず」と書くのは誤り。
「沈香も焚かず屁もひらず」の例文
【日本語】「彼の性格は、沈香も焚かず屁もひらずといったところだ」
【英語】
He who makes no mistakes makes nothing./One who never made a mistake, never made anything.