「落花枝に返らず、破鏡再び照らさず」意味と読み方
【表記】落花枝に返らず、破鏡再び照らさず
【読み】らっかえだにかえらず、はきょうふたたびてらさず
【ローマ字】RAKKAEDANIKAERAZU,HAKYOUFUTATABITERASAZU
【意味】
別れた夫婦のように、いったんこわれた関係は再びもとに戻ることはないこと。
別れた夫婦のように、いったんこわれた関係は再びもとに戻ることはないこと。
説明
地面に散ってしまった花は、元の枝に返ることはできないし、われてしまった鏡は再び物を写すことはできないということから、男女の関係が壊れたときに使う。「破鏡」は夫婦が離縁すること。
詳細
注釈、由来
【注釈】「落花」は落ちた花のこと。「破鏡」は割れたカガミのことで、夫婦が離縁するという意味。二つとも元に戻らないたとえ。 「返らず」は「還らず」「帰らず」とも書く。
【出典元】「景徳伝灯録」
【語源・由来】「景徳伝灯録」の「破鏡重ねて照らさず、落華枝に上り難し」より。
「落花枝に返らず、破鏡再び照らさず」の言い換え、反対、似た言葉
【同義語】
-
【類義語】
破鏡重ねて照らさず、落花枝に上り難し/覆水盆に返らず/落花枝に還らず/破鏡再び照らさず
【対義語】
(やけぼっくいにはひがつきやすい)/焼け木杭には火が付き易い
【注意】
-
-
「落花枝に返らず、破鏡再び照らさず」の例文
【日本語】「別れた後、冷静になって自分の言動を猛省していたようだが、彼女が許すことはなかった。落花枝に返らず、破鏡再び照らさずだ」
【英語】
What is lost is lost.