「馬を買わんと欲してまず牛を問う」意味と読み方
【表記】馬を買わんと欲してまず牛を問う
【読み】うまをかわんとほっしてまずうしをとう
【ローマ字】UMAWOKAWANNTOHOSSHITEMAZUUSHIWOTOU
【意味】
値段がわからない高価なものを買う時は、身近なものの値段を聞いてみよというたとえ。
値段がわからない高価なものを買う時は、身近なものの値段を聞いてみよというたとえ。
説明
高価な物、ねだんのわからない物を買うときには、まず身近な物のねだんをたずねて、その店のねだんのつけかたが適正かどうか知るのがよいということ。牛は、農耕、運搬、食肉など、古代から利用価値の高い家畜だった。もちろん馬も同等の役割を果たし、足も速かった。そのため、元々馬の方が値段が高かったのだが、身分の高いものが美しい馬をもてはやすようになると、それに便乗するかのように馬の値段をつり上げる商人も現れるようになった。こうしたことから、「馬はよくわからない値段で売られている動物」という認識が生まれたのだろう。とはいえ、いくら馬を高く売りたくても、同じ店に並ぶ身近な牛と比べて見当違いな値段をつければ恥もかく。そう考えると、いくら「いい馬だから」とはいえ、変な値段は付けられず、だいたいは他の商品と同じぐらいの利益をのせた値段になるというわけである。高い、安いは人それぞれだが、自分がよく知る商品の値段で納得いくのであれば、同じ店に並ぶ見慣れない商品の値段も妥当なのだろう。
詳細
注釈、由来
【注釈】馬を買うつもりでも、適正な価格で販売している店かを知るために、身近な牛の値段を聞いてみよという意味から。
【出典元】-
【語源・由来】ー
「馬を買わんと欲してまず牛を問う」の言い換え、反対、似た言葉
【同義語】
馬を問わんと欲してまず牛を問う(うまをとわんとほっしてまずうしをかう)
【類義語】
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【対義語】
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【注意】
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「馬を買わんと欲してまず牛を問う」の例文
【日本語】「他の商品の値段を聞いてみてよかった。馬を買わんと欲してまず牛を問うだ」
【英語】
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