ことわざ/馬を崋山の陽に帰し、牛を桃林の野に放つ(うまをかざんのみなみにきし、うしをとうりんのやにはなつ)とは?

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「馬を崋山の陽に帰し、牛を桃林の野に放つ」意味と読み方

【表記】馬を崋山の陽に帰し、牛を桃林の野に放つ
【読み】うまをかざんのみなみにきし、うしをとうりんのやにはなつ
【ローマ字】UMAWOKAZANNNOMINAMINIKISHI,USHIWOTOURINNNOYANIHANATSU

【意味】
今後は平和になるという意味。
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説明

戦争が終わり平和になるたとえ。・再び戦争をしないたとえ。兼山は、中国の西安にある崖だらけの高い山のこと。兼山を挟んで北側は平地で人が多く生活していたが、反対の南側は山間に囲まれていた。桃林は潼関県から函谷の辺りの平野のことで、古くから戦場の重要拠点にされていた。

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詳細

注釈、由来

【注釈】周の武王が殷を滅ぼしたときに、戦争に使用した馬を崋山の南側に帰し、武器などを運搬させた牛を桃林に放って、二度と戦争はしないことを人民に示した故事に基づく。「牛を桃林の野に放つ」ともいう。

【出典元】「詩経」
【語源・由来】出典は「書経(しょきょう)または尚書(しょうしょ)」の武成(ぶせい)です。周の武王が殷(いん)の紂王(ちゅうおう)を倒したのち、武力をすてて、学問を重視して国を統治するため、軍用の馬を華山の南に帰し、牛を桃林の野に放って再び用いないとしたことから。書経」は、中国最古の歴史書で、主に堯舜(ぎょうしゅん)から夏・殷・周の帝王の言行録を整理したもの。孔子が編纂(へんさん)した重要な五経のひとつにあげられている。

「馬を崋山の陽に帰し、牛を桃林の野に放つ」の言い換え、反対、似た言葉

【同義語】

【類義語】

帰馬放牛

【対義語】

【注意】
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「馬を崋山の陽に帰し、牛を桃林の野に放つ」の例文

【日本語】-
【英語】

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