「後の祭り」意味と読み方
【表記】後の祭り
【読み】あとのまつり
【ローマ字】ATONOMATSURI
【意味】
手遅れ。時機を逃したため、何の役にも立たないことのたとえ。
手遅れ。時機を逃したため、何の役にも立たないことのたとえ。
説明
時間に遅れたり、やった事を後悔するたとえ。祭りが終わっているにも関わらず飲食して、祭りの気分を味わおうとするが、意味がなく残念に思う気持ちから。京都の祇園祭は、「前祭(まえのまつり)」と「後祭(あとのまつり)」に分かれており、前半の方が華やかで盛り上がる。後半は地味で、前祭ほどではないことから、そう呼ばれている。なお、祇園祭では2014年に後祭を約50年ぶりに復活。それまでの50年間は両方統合して行われていた。
詳細
注釈、由来
【注釈】祭りが終わった後に、気分だけ味わおうと、むなしい気持ちで飲食する意味。
【出典元】-
【語源・由来】京都の祇園祭の「前祭」と「後祭」から。後祭は前祭に比べて盛り上がらないことから。
「後の祭り」の言い換え、反対、似た言葉
【同義語】
–
【類義語】
十日の菊六日の菖蒲/遅かりし由良之助/後薬/証文の出し後れ/祭りすぎてのとちめんぼう/六日の菖蒲、十日の菊/喧嘩すぎての棒ちぎり/六日の菖蒲十日の菊/証文の出し遅れ
【対義語】
–
【注意】
–
–
「後の祭り」の例文
【日本語】「今さら嘆いても後の祭りだよ。自分自身の裏切りのせいで、奥さんに三行半を突きつけられたんだろう」
【英語】
a day after the fair./The bird is flown.
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