ことわざ/悪因悪果(あくいんあっか)とは?

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「悪因悪果」意味と読み方

【表記】悪因悪果
【読み】あくいんあっか
【ローマ字】AKUINNAKKA

【意味】
悪いことをやれば、必然的に悪い結果になるという意味。
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説明

「因果」は原因と結果の意味で、何かしらやったことに対しての結果をいう。「悪因悪果」は元は因果応報の悪い意味で、反語で「善因善果」がある。これらは仏教用語なのだが、元々仏教は「無記」であり、善悪もない考え方がある。このことから因果応報が原型であり、後にわかりやすく伝えるために、「悪因悪果」や「善因善果」が生まれたという説がある。または、人生に苦しみを感じる者に、「人生に悪いことしたから、今はその苦しみ耐える時である。」と「輪廻転生」や「六道輪廻」の教えを絡めて法や秩序を守ったという説がある。※「輪廻転生」は古くインドのバラモン教から伝わる生まれ変わり説のこと。生物が一生を終えて、今までの行いを善行と悪行で点数をつけ、次に生まれ変わる生物の種類を決めること。「六道輪廻」は、今いる「人道」から、「天道」、「地獄道」、「畜生道」、「餓鬼道」、「阿修羅道」を加えた6つの世界のことを指す。生物が一生を終えると、6つ世界のどれかに行くと信じられていた。古くは「輪廻転生」からはじまり、釈迦の死後およそ500年後(西暦1世紀後半あたり)に成立した大乗仏教には「修羅道」をくわえ六道とした。それ以前は五道であり、それより昔の釈迦に時代は「無記」であったことから、「六道輪廻」は後の創作であったと思われる。

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詳細

注釈、由来

【注釈】「因」は原因の因で、「悪因」とは悪い結果を招く原因のこと。「果」は結果の果で、「悪果」とは悪い結果のこと。もとは仏教のことばで、因果応報の悪いほうの意味。

【出典元】仏教
【語源・由来】因果応報より、悪行を戒めるために生まれた言葉。反語に「善因善果」という言葉がある。

「悪因悪果」の言い換え、反対、似た言葉

【同義語】

【類義語】

自業自縛/悪因苦果/因果は巡る/自縄自縛/悪事身にとまる/因果応報/因果覿面/身から出た錆/悪事身に返る/我が刀で首切る/自業自得

【対義語】

陰徳あれば必ず陽報あり/福因福果/善因善果

【注意】
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「悪因悪果」の例文

【日本語】-
【英語】
An ill life an ill end.

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