「石の上にも三年」意味と読み方
【表記】石の上にも三年
【読み】いしのうえにもさんねん
【ローマ字】ISHINOUENIMOSANNNENN
【意味】
どんなに辛くても辛抱すれば、やがて成功するたとえ。
どんなに辛くても辛抱すれば、やがて成功するたとえ。
説明
冷たい石でも三年間座り続ければ暖まることから、何事にも忍耐強さが大切だということ。「三年」は三年ちょうどの意味ではなく、多くの月日を表している。一つのことも三年もやれば、やがて大成するという意味。国が違えども、何事も信念をもって打ち込めば、やがて成就するという話は多い。昔、チーズ切売りをしていた男が、余ったチーズが固くなって売り物にならないため、すべて廃棄していた。少しでも利益を出したい男は、ほぼ毎日、長持ちするチーズの研究を重ねていた。三年後、ついに長持ちするチーズが完成。後に、これが「プロセスチーズ」として世に知られるようになった。
詳細
注釈、由来
【注釈】「三年」は三年ちょうどの意味ではなく、多くの月日を表している。
【出典元】『西鶴織留』
【語源・由来】冷たい石でも三年間座り続ければ暖まることから転じて、何事にも忍耐強さが大切だということ。
「石の上にも三年」の言い換え、反対、似た言葉
【同義語】
石の上にも三年居れば暖まる(いしのうえにさんねんいればあたたまる)
【類義語】
火の中にも三年/嵐の後には凪がくる/茨の中にも三年の辛抱/三年居れば温まる/石の上にも三年居れば暖まる/牛の歩みも千里/雨の後は上天気/辛抱する木に金がなる/菰の上にも三年/待てば海路の日和あり
【対義語】
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【注意】
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「石の上にも三年」の例文
【日本語】「国家試験を受けるなら、石の上にも三年の気持ちで励まないといけないよ」
【英語】
Every misfortune is to be subdued by patience./Perseverance kills the game./A rolling stone gathers no moss.
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