ことわざ/衣食足りて礼節を知る(いしょくたりてれいせつをしる)とは?

「衣食足りて礼節を知る」意味と読み方

【表記】衣食足りて礼節を知る
【読み】いしょくたりてれいせつをしる
【ローマ字】ISHOKUTARITEREISETSUWOSHIRU

【意味】
人は、生活が楽になってはじめて、礼儀に心を向ける余裕ができるという意味。

説明

衣服と食物は、生活をする上での根本であるから、それらが満たされることによって心にもゆとりができ、礼儀を知るということ。『管子・牧民』の「倉廩実つれば則ち礼節を知り、衣食足れば則ち栄辱を知る」から。また、アメリカの人類学者・心理学者であるアブラハム・マズローは、欲求5段階説とし、生命維持に関わる衣食住のような形を低次元の欲求とし、そうした欲求が満たされていくと、やがて人は人に愛されること、人の中心に立つこと、もしくは自分自身がそれ以上の立場を望むようになると説いた。言い方が違えども、東洋も、西洋も、人は生活にゆとりができて、礼儀や節度をわきまえるようになるということ。

詳細

注釈、由来

【注釈】衣服と食物は、生活をする上での根本であるから、それらが満たされることによって心にもゆとりができ、礼儀を知ることができるものだということ。

【出典元】「管子」
【語源・由来】『管子・牧民』に「倉廩実つれば則ち礼節を知り、衣食足れば則ち栄辱を知る」とあるのに基づく。

「衣食足りて礼節を知る」の言い換え、反対、似た言葉

【同義語】

【類義語】

礼儀は富足に生ず/衣食足りて栄辱を知る/倉廩満ちて礼節を知る/礼は有に生じ無に廃る/倉廩実ちて囹圄空し/恒産なくして恒心なし/倉廩実ちて礼節を知る/富貴にして善をなし易く、貧賤にして功をなし難し/常の産なき時は常の心なし/憂いも辛いも食うての上

【対義語】

人はパンのみにて生くる者に非ず

【注意】

「衣食足りて礼節を知る」の例文

【日本語】「衣食足りて礼節を知るというのだから、道徳を説く前に子供の腹を満たしてあげなさい。お説教はそれからだ」
【英語】
Meat and cloth makes the man./Well fed, well bred.

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