「案ずるより産むが易し」意味と読み方
【表記】案ずるより産むが易し
【読み】あんずるよりうむがやすし
【ローマ字】ANNZURUYORIUMUGAYASUSHI
【意味】
物事は、実際に行ってみると、事前にあれこれ心配していたより案外たやすくできるものだという意味。
物事は、実際に行ってみると、事前にあれこれ心配していたより案外たやすくできるものだという意味。
説明
お産する前は本人も周囲の人も色々と心配することが多いが、終わってみると案外たやすく済んでしまうものであるということから。あれこれ心配するより、物事は実際にやってみると意外とたやすく出来るということのたとえ。出産に限らず、物事は事前にあれこれ思い悩むよりも、実際はそれほど難しくないということ。あまり取り越し苦労をするなという慰めの意味で使われることが多い。
詳細
注釈、由来
【注釈】「案ずる」は案じるの古語。転じて、心配することを指す。「易し」は簡単という意味。「産む」は「生む」とも書く。
【出典元】-
【語源・由来】子供を産む前にいろいろ心配するよりも、実際に産むほうがたやすい。
「案ずるより産むが易し」の言い換え、反対、似た言葉
【同義語】
案ずるより産むが易い(あんずるよりうむがやすい)
【類義語】
案じるより芋汁/思うより産むが易い/案じる子は生み易い/窮すれば通ず/案じるより豆腐汁/思うより生むが易い/案じるより団子汁
【対義語】
ー
【注意】
「易し(易い)」を「安し(安い)」と書くのは誤り。
「易し(易い)」を「安し(安い)」と書くのは誤り。
「案ずるより産むが易し」の例文
【日本語】「リスクもあるが、とにかく挑戦してみるべきじゃないか?せっかくのチャンスでもあるんだし、案ずるより産むが易しと言うだろう」
【英語】
An attempt is sometimes easier than expected.