「判官贔屓」意味と読み方
【表記】判官贔屓
【読み】ほうがんびいき
【ローマ字】HOUGANNBIIKI
【意味】
弱者や薄幸の者に同情する気持ち。
弱者や薄幸の者に同情する気持ち。
説明
「判官」とは九郎判官源義経のことをさし、兄の頼朝より薄幸であった義経に、同情と賞賛を寄せる傾向が強いことからいう。「はんがんびいき」とも読む。九郎判官源義経の薄幸に同情したことから生まれた言葉。「はんがんびいき」とも読む。
詳細
注釈、由来
【注釈】「判官」とは九郎判官、つまり源義経のことをいう。元々「判官」とは、律令制による官職のことでもあり、位階(官職のランク)では6位相当なので丁度真ん中ぐらい、貴族には及ばず、検非違使相当となる。現代的にいうと、刑事、警察のことだろう。「贔屓」は特定の相手だけをよく思うこと。
【出典元】-
【語源・由来】「判官贔屓」という言葉は、室町時代から江戸時代初期ごろには成立していた。兄の頼朝に虐げられる、弟の義経の生涯に同情する民衆の思いから、生まれた言葉だといわれている。
「判官贔屓」の言い換え、反対、似た言葉
【同義語】
判官贔屓(はんがんびいき)
【類義語】
曾我贔屓
【対義語】
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【注意】
「依怙贔屓」と混同して、気に入った方に肩入れするという意味で使うのは誤り。 誤用例 「兄弟で同じことをしたのに僕だけ叱るなんて、判官贔屓じゃないか」
「依怙贔屓」と混同して、気に入った方に肩入れするという意味で使うのは誤り。 誤用例 「兄弟で同じことをしたのに僕だけ叱るなんて、判官贔屓じゃないか」
「判官贔屓」の例文
【日本語】「判官贔屓なので、どうしても負けているチームを応援したくなる」
【英語】
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