ことわざ/犬馬の養い(けんばのやしない)とは?

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「犬馬の養い」意味と読み方

【表記】犬馬の養い
【読み】けんばのやしない
【ローマ字】KENNBANOYASHINAI

【意味】
父母をただ養うだけで、尊敬する気持ちのないことのたとえ。まるで犬や馬を養うのと同じだという意から。
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説明

敬う気持ちなどなく、親をただ養っているというたとえ。犬も馬も、当時の人々が生活していくには当たり前のように暮らしていた動物。どちらも心の癒しペットとしてではなく、家の番や移動手段として飼っていたのだろう。そうしたことから犬や馬に対し、特別な感情が無かった人も多かったと思われる。

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詳細

注釈、由来

【注釈】 「犬馬(けんば)」は、犬や馬という意味であり、総じて家畜やペットのことを指す。犬は家を番する動物、馬は移動するための乗り物であり、どちらも生活をしていくには欠かせない動物だった。そうしたことから当時はどこの家でも当たり前のように飼っていたことから「犬馬」という言葉が生まれたのだろう。

【出典元】「論語」為政
【語源・由来】『論語・為政』に「今の孝は、是れ能く養うを謂う。犬馬に至るまで、皆能く養うあり。敬せずんば何を以て別たんや(現在の孝行とは、生活に必要なものを与えて養うことをいう。それは犬や馬を飼うのと同じことで、親を敬う気持ちが無くては人と動物の違いはどこにあるのか)」とある。

「犬馬の養い」の言い換え、反対、似た言葉

【同義語】

【類義語】

【対義語】

【注意】
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「犬馬の養い」の例文

【日本語】「ただ仕送りをするだけでは、犬馬の養いだ」
【英語】
Support, while you respect parents

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