「己に如かざる者を友とするなかれ」意味と読み方
【表記】己に如かざる者を友とするなかれ
【読み】おのれにしかざるものをともとするなかれ
【ローマ字】ONORENISHIKAZARUMONOWOTOMOTOSURUNAKARE
【意味】
自分をより向上させるためには、自分より劣った者を友として交際すべきではないという教え
自分をより向上させるためには、自分より劣った者を友として交際すべきではないという教え
説明
自分より劣っている者を友としても、得るものがないというたとえ。「劣っている」は、学力や財力のことではなく、志のことと考えられている。
詳細
注釈、由来
【注釈】「如かざる」は「及ぶ」「匹敵する」を意味する「如く(しく)」の否定で、「如かざる者」は「「劣っている者」の意。「劣っている」とは、能力や財力のことではなく、志をさしていると思われる。
【出典元】「論語」学而篇
【語源・由来】出典の『論語・学而篇』には、孔子の教えとして「忠信を主として己に如かざる者を友とする無かれ。過ちては則ち改むるに憚る勿れ(誠実な心を第一として自分より劣った者を友として交際するべきではない。あやまちを犯したら躊躇わずにすぐに改めよ)」とある。
「己に如かざる者を友とするなかれ」の言い換え、反対、似た言葉
【同義語】
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【類義語】
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【対義語】
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【注意】
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「己に如かざる者を友とするなかれ」の例文
【日本語】「己に如かざる者を友とするなかれだ。下らない友達とばかり付き合っていないで、もっと優れた人と付き合いなさい」
【英語】
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