「遠くて近きは男女の仲」意味と読み方
【表記】遠くて近きは男女の仲
【読み】とおくてちかきはだんじょのなか
【ローマ字】TOOKUTECHIKAKIHADANNJONONAKA
【意味】
男女の仲は、少しも縁がなさそうなほどかけ離れていても、意外に結ばれやすいという意味。
男女の仲は、少しも縁がなさそうなほどかけ離れていても、意外に結ばれやすいという意味。
説明
男性と女性は精神的に離れた関係だと思われているが、思っているほどそんなに離れた関係ではなく、いつの間にか互いに近づき結びついてしまうということ。男女の仲は遠く離れているようで、意外に近く、結ばれやすいものであるということ。清少納言の『枕草子』の一節「遠くて近きもの 極楽 舟の道 男女の仲」が語源。清少納言は、平安時代の中期に活躍した女流作家。歌人としても有名。
詳細
注釈、由来
【注釈】「仲」は「中」とも書く。
【出典元】-
【語源・由来】清少納言の『枕草子・一六一段』に「遠くて近きもの、極楽、舟の道、男女の仲」とある。
「遠くて近きは男女の仲」の言い換え、反対、似た言葉
【同義語】
遠くて近きは男女の間(とおくてちかきはだんじょのま)
【類義語】
縁は異なもの味なもの/遠くて近きは恋の道、近くて遠きは田舎の道/何事も縁/遠くて近きは恋の道/虫が好く/恋路は縁のもの/合縁奇縁/縁は異なもの味なもの遠くて近きは男女の仲
【対義語】
近くて遠きは田舎の道
【注意】
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「遠くて近きは男女の仲」の例文
【日本語】「遠くて近きは男女の仲で、彼らはいつの間にか日本とアメリカで遠距離恋愛をしているそうだよ」
【英語】
Relations between men and women are both distant and close./Man is fire, and woman tow; the devil comes and sets them in a blaze.
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