「捨てる神あれば拾う神あり」意味と読み方
【表記】捨てる神あれば拾う神あり
【読み】すてるかみあればひろうかみあり
【ローマ字】SUTERUKAMIAREBAHIROUKAMIARI
世の中はさまざまだから、困ったことがあってもくよくよすることはないという意味。
説明
見捨てて相手にしてくれない人もいるが、助けてくれる人もいるという意味。人から見捨てられることもあるが、一方で助けてくれる人もいるということもあり、世の中は広くてさまざまなことがあるから、たとえ不遇なことがあってもくよくよするなというたとえ。日本には、八百万の神がいるといわれている。八百万の神がいるのだから、困ったことがあってもくよくよする必要はないということが由来。
詳細
注釈、由来
【注釈】「神」とは、人のことを指すが、自分の運命が人によって左右されることから、関わる人を神に見立てたことわざ。「捨てる」は「棄てる」とも書く。
【出典元】-
【語源・由来】日本には、八百万の神がいるといわれている。 八百万の神がいるのだから、困ったことがあってもくよくよする必要はないということが由来。
「捨てる神あれば拾う神あり」の言い換え、反対、似た言葉
【同義語】
捨てる神あれば助ける神あり(すてるかみあればたすけるかみあり)/捨てる神あれば引き上げる神あり(すてるかみあればひきあげるかみあり)
【類義語】
仏千人神千人/(わたるせけんにおにはない)/倒す神あれば起こす神あり/月夜も十五日闇夜も十五日/月夜半分闇夜半分/渡る世間に鬼はなし/月夜も十五日、闇夜も十五日/浮き世に鬼はない/地獄にも鬼ばかりはいない/寝せる神あれば起こす神あり/渡る世間に鬼はない
【対義語】
―
「捨てる」は「棄てる」とも書く。
「捨てる神あれば拾う神あり」の例文
【日本語】「就職試験に落ちたからと言って、そんなに落ち込む必要はないよ。その会社の面接にはたまたま落ちたけれど、他に君を必要とする会社が必ずあるはずだ。捨てる神あれば拾う神ありというじゃないか」
【英語】
That one will not another will./When one door shuts, another opens.
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