ことわざ/明日の事を言えば鬼が笑う(あすのことをいえばおにがわらう)とは?

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「明日の事を言えば鬼が笑う」意味と読み方

【表記】明日の事を言えば鬼が笑う
【読み】あすのことをいえばおにがわらう
【ローマ字】ASUNOKOTOWOIEBAONIGAWARAU

【意味】
未来のことは前もって知ることはできないのだから、とやかく言っても意味がないという意味。
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説明

予測できるわけのない明日のことを話すと、鬼でさえせせら笑うことから、未来は予測できないというたとえ。もしくは、あれこれとやかく言ったところで仕方がないという事。 気の早い事を言っても仕方ないと言う事。「鬼」は人に危害を加える悪魔のことをいうが、元は「魂(コン)」から派生して「鬼(キ)」という字が生まれた。そのため、中国では、死霊や先祖を指す。つまり、先祖崇拝があるように、先祖の魂があたかも自分達を救ってくれることから、御先祖の霊が未来を予想できたと思われていることがある。そのため、人がどれだけ集まってゴチャゴチャ話し合っても、御先祖たちにしてみれば、「お前たちは何をやっているんだか。」と飽きられてしまうという意味もある。

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詳細

注釈、由来

【注釈】「笑う」は、「せせら笑う」「あざ笑う」など、馬鹿にする意味。

【出典元】-
【語源・由来】予測できるわけのない明日のことを話すと、鬼でさえ、せせら笑う事から。

「明日の事を言えば鬼が笑う」の言い換え、反対、似た言葉

【同義語】

【類義語】

来年の事を言えば烏が笑う/来年の事を言えば鬼が笑う/明日の事を言えば天井で鼠が笑う/三年先の事を言えば鬼が笑う

【対義語】

昔の事を言えば鬼が笑う

【注意】
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「明日の事を言えば鬼が笑う」の例文

【日本語】「いつまで明日のことを考えてばかりいるんだ、明日の事を言えば鬼が笑うよ」
【英語】
Fools set far trysts./speak of tomorrow and the demons laugh./Nobody knows the morrow.

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