ことわざ/鶏群の一鶴(けいぐんのいっかく)とは?

「鶏群の一鶴」意味と読み方

【表記】鶏群の一鶴
【読み】けいぐんのいっかく
【ローマ字】KEIGUNNNOIKKAKU

【意味】
多くの凡人の中に、傑出した人物が交じっていること。

説明

いかに多くの鳥がいても、鶴一羽の価値には及ばないと考えられていたことから、凡人な人間が大勢いる中で、ひときわすぐれたひとが混じっているというたとえ。中国晋王朝について書かれた歴史書、「晋書・稽紹伝」より。「きのう人混みの中で初めて稽紹を見たが、まるで野生の鶴が鶏の群れの中にいるようであった。」と、晋の稽紹の人柄を形容して使われたことばに基ずく。

詳細

注釈、由来

【注釈】「鶏群」は、鶏の群れのこと。

【出典元】「晋書」ケイ紹伝
【語源・由来】『晋書』ケイ紹伝には「稠人の中に於いて、始めてケイ紹を見る、昂昂然として野鶴の鶏群に在るが如し(多くの人がいる中で、ケイ紹を見た。ひときわ高く抜きん出ており、まるで野生の鶴が鶏の群れの中にいるようだ)」とある。

「鶏群の一鶴」の言い換え、反対、似た言葉

【同義語】

群鶏の一鶴(ぐんけいのいっかく)/鶏群の孤鶴(けいぐんのこかく)/野鶴の鶏群に在るが如し(やかくのけいぐんにあるがごとし)

【類義語】

鶴立鶏群/掃き溜めに鶴/万緑叢中紅一点/掃きだめに鶴/天水桶に竜/紅一点/芥溜めに鶴/塵塚に鶴/堆肥の中の宝石/砂の底から玉が出る/砂に黄金泥に蓮/珠玉の瓦礫に在るが如し/藪に黄金/鶴の鶏群に立つが如し/砂の中の黄金

【対義語】

烏合の衆/千石見晴らしの田でないと鶴は下りぬ/鳳は藪の中にはいない/どんぐりの背くらべ

【注意】

「鶏群の一鶴」の例文

【日本語】「学生時代から彼は飛び抜けて優秀で、スポーツも万能であり、人徳もあった。まさに鶏群の一鶴である」
【英語】
It is a jewel in a dunghill./A swan among ducklings./Triton among the minnows.

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