ことわざ/暖簾に腕押し(のれんにうでおし)とは?

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「暖簾に腕押し」意味と読み方

【表記】暖簾に腕押し
【読み】のれんにうでおし
【ローマ字】NORENNNIUDEOSHI

【意味】
手ごたえや張り合いのないこと。
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説明

腕相撲をする時は双方に同等程度の力があってこそ面白みがあるが、相手が暖簾では何の手ごたえもないという意味。「暖簾」とは、布状の仕切りのことをさす。元は「帳(とばり)」という皇族の部屋や、神社内部の仕切りに使われたカーテンのようなものだった。言葉が「暖簾」に変化したのは、「暖簾(簾で暖をとる)」が禅宗の用語であり、禅宗が鎌倉時代に伝わったということがある。現在のように屋号をつけたりするような形になったのも、鎌倉時代に入ってからになる。

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詳細

注釈、由来

【注釈】「暖簾(のれん)」とは、建物や部屋の入り口に外部と内部の仕切りとして垂らす布のこと。「腕押し」は腕相撲のこと。

【出典元】-
【語源・由来】暖簾を力いっぱい押しても空気を押すように手応えがないことから。

「暖簾に腕押し」の言い換え、反対、似た言葉

【同義語】

【類義語】

豆腐に鎹/糠に釘/石に灸/大黒柱と腕押し/土に灸/暖簾と臑押し/石に針/沢庵のおもしに茶袋/生壁の釘/泥に灸/暖簾と相撲/沼に杭

【対義語】

【注意】
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「暖簾に腕押し」の例文

【日本語】「何時間しゃべったところで暖簾に腕押しで、彼を説きふせることなどできないだろう」
【英語】
He catches the wind with a net./It’s no competition./It is like beating the air./She’s a pushover/doormat./It’s like taking candy from a baby./All is lost that is given to a fool.

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