ことわざ/嘘八百(うそはっぴゃく)とは?

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「嘘八百」意味と読み方

【表記】嘘八百
【読み】うそはっぴゃく
【ローマ字】USOHAPPYAKU

【意味】
やたらに嘘をつくこと。また、まったくのでたらめであること。
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説明

まったくのでたらめという意味。「八百」は数が多いことの意。「八」は本来、縁起の良い数字として使われるが、四方八方に広がり、非常に多いという意味もある。日本人が八を好む理由は、仏教伝来よりはるか昔の頃からと言われており、正確な記述は残っていない。例えば、律令国家が始まる奈良時代では、万葉集で天皇のことを「八隅知之(やすみしし:四方八方隅々まで知り尽くす)」という表現(枕詞と言われている)を使っている。もっと古くなると、邪馬台国、大和朝廷の古代日本は、頭に「や」を使っている。もちろんこれらは「魏志倭人伝」の記述であり、日本の書物が現状では何も残っていないのだが、「八百万の神」や、後に創作となる「ヤマタノオロチ伝説」など、巨大で大きい集合体に「や」を使っており、やはり「八」が深く関係していると思われる。さらに古い歴史を見ていくと、どうやら中国の「易経」による「八卦」の考えから来ているらしい。八卦は占いのことで、四方八方の方角と、神羅万象、宇宙のすべてを軸にした古代中国の考え方であり、西暦500年ごろに伝わったとされているが、「易」の成立は紀元前2000年ほど昔にあったとされる古代中国王朝の「夏王朝」のころからで、紀元前1000年ごろに米の伝来と一緒に日本へ伝わった可能性が高い。その理由として、古代日本人が天変地異や飢饉などから逃れるためには、宗教を絡めた稲作文化あったと推測される。もちろん、釈迦が生まれる時代よりもっと昔の話なので仏教ではない。では、暑い日も、寒い日も、お腹空いた時も、何が日本人をまとめたのかというと、八卦(占い)に基づいて生きてきたという考えが自然だろう。

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詳細

注釈、由来

【注釈】「八百」は、数の多いことをあらわす語。多くの嘘をつくということから、嘘だらけという意。

【出典元】-
【語源・由来】-

「嘘八百」の言い換え、反対、似た言葉

【同義語】

【類義語】

【対義語】

【注意】
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「嘘八百」の例文

【日本語】「そんな嘘八百が通じるとでも思っているの?」
【英語】

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