「幽明境を異にする」意味と読み方
【表記】幽明境を異にする
【読み】ゆうめいさかいをことにする
【ローマ字】YUUMEISAKAIWOKOTONISURU
【意味】
死んで、あの世とこの世とに分かれること。
死んで、あの世とこの世とに分かれること。
説明
「幽明」は、死後の世界と、現在の世界。あの世とこの世の境界を越えた者とは、再び現世で出会わないという意味。「幽明境を異にす」「幽明相隔てる」「幽明相隔」「幽明処を隔つ」ともいう。「幽明」は、あの世とこの世の境界を越えた者とは、再び現世で出会わないことから。死に別れること。「幽」はあの世、「明」はこの世の意。死んであの世とこの世の境界を越え、別々になるという意から。「幽明処を隔つ」ともいう。
詳細
注釈、由来
【注釈】「幽明」とは、あの世とこの世のことで、「幽」は暗い冥土、「明」は明るい現世を指す。「境」はある部分の場所、範囲。
【出典元】『晋書』
【語源・由来】あの世とこの世の境界を越えた者とは、再び現世で出会わないことから。
「幽明境を異にする」の言い換え、反対、似た言葉
【同義語】
–
【類義語】
幽明境を異にす/幽明処を隔つ/幽明相隔/幽明相隔てる
【対義語】
–
【注意】
「幽明」を「幽冥」と書くのは誤り。
「幽明」を「幽冥」と書くのは誤り。
「幽明境を異にする」の例文
【日本語】「彼女は志半ばで幽明境を異にしてしまった」
【英語】
cross the Great Divide.