「一か八か」意味と読み方
【表記】一か八か
【読み】いちかばちか
【ローマ字】ICHIKABACHIKA
【意味】
運を天に任せて思い切ってやってみること。
運を天に任せて思い切ってやってみること。
説明
日本には丁半博打(賭博)という、俗に言う「表(偶数)か?裏(奇数)か?」で競う博打がある。「丁」の上だけを見ると、「一」になり、「半」の上だけを見ると、「八」になる。なぜ「一」か「八」なのかは、この説が有力だという。一般的に「カルタ賭博から」という意味が強いが、日本の博打の歴史から考えると、「盤双六」がもっとも古く、戦国時代に「丁半博打」がはじまり、カルタはポルトガル人伝来により伝わったとされている。また、カルタ賭博は江戸時代に流行したとはいえ、「一か八か」と「カルタ賭博」に関する資料が少なく、どちらにしても土着の文化から考えても「一か八か」は「丁半博打」の語源からだと思われる。ちなみに、「丁」は「丁度割り切れるので偶数」であり、「半」は「端数が出る半端なので奇数」となる。
詳細
注釈、由来
【注釈】「一」は「丁」の上の部分、「八」は「半」の上の部分をとったもの。
【出典元】-
【語源・由来】丁半博打(賭博)の「丁」の上だけを見ると、「一」になり、「半」の上だけを見ると、「八」になることから。
「一か八か」の言い換え、反対、似た言葉
【同義語】
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【類義語】
いけいけ三八/伸るか反るか/一か六か/のるかそるか/乾坤一擲/賽は投げられた/丁か半か/当たって砕けろ/一擲乾坤を賭す
【対義語】
石橋を叩いて渡る/念には念を入れよ
【注意】
–
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「一か八か」の例文
【日本語】「成功する保証はないが、一か八か思い切って脱サラして独立してみよう」
【英語】
Do or die.