ことわざ/遠慮なければ近憂あり(えんりょなければきんゆうあり)とは?

「遠慮なければ近憂あり」意味と読み方

【表記】遠慮なければ近憂あり
【読み】えんりょなければきんゆうあり
【ローマ字】ENNRYONAKEREBAKINNYUUARI

【意味】
将来のことを熟慮しないでいると、必ず近いうちに困ることが起こるという意味。

説明

目先のことばかりにとらわれてしまい、遠い将来を見越した考えを持っていないと、近い将来必ず困った事が起きてしまうという事。

詳細

注釈、由来

【注釈】「遠慮」とは、将来まで見通した深い考えのこと。「近憂」とは、身近な憂い事を言う。

【出典元】「論語」衛霊公
【語源・由来】中国の思想家・孔子と彼の高弟の言行を孔子の死後、弟子達が記録した書物『論語』の第十五篇、『衛霊公』より。 「遠慮」とは将来まで見通した深い考えの事、「近憂」とは身近な憂い事を指す事から。

「遠慮なければ近憂あり」の言い換え、反対、似た言葉

【同義語】

遠き慮りなき者は必ず近き憂いあり(とおきおもんぱかりなきものはかならずちかきうれいあり)

【類義語】

遠き慮りなければ必ず近き憂えあり/事を事とすればすなわちそれ備えあり/念には念を入れよ/濡れぬ先の傘/備えあれば憂いなし/用心は前にあり/良いうちから養生/用心には網を張れ/降らぬ先の傘/予防は治療に勝る/用心に怪我なし/跳ぶ前に見よ/後悔先に立たず/転ばぬ先の杖

【対義語】

盗人を見て縄を綯う/泥棒を捕らえて縄を綯う/渇して井を穿つ

【注意】
「遠慮無ければ」を「無遠慮(わがままに振る舞う)」の意味で用いるのは誤り。誤用例 「何にでも首を突っ込み、好き勝手に発言するのは遠慮なければ近憂ありというものだぞ」

「遠慮なければ近憂あり」の例文

【日本語】「進路を決める時に大事なのは、遠慮なければ近憂ありの考えだ」
【英語】
Foresee the future without being satisfied with the present condition./If the future is not considered, anxiety will approach.

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