ことわざ/得手に帆を揚げる(えてにほをあげる)とは?

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「得手に帆を揚げる」意味と読み方

【表記】得手に帆を揚げる
【読み】えてにほをあげる
【ローマ字】ETENIHOWOAGERU

【意味】
絶好の機会に恵まれ、得意になって事を行うこと。
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説明

追い風に帆を揚げるように、得意とすることを発揮できるチャンスに恵まれたので、それを逃がさずに利用して進むこと。

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詳細

注釈、由来

【注釈】「得手」とは、最も得意とすること。「揚げる」は「上げる」とも書く。

【出典元】『江戸いろはかるた』
【語源・由来】船は向かい風の時には帆を揚げる事はできませんから、ひたすらじっと待ちます。そして風の様子をみて、追い風になった時に帆を揚げると、船はぐんぐん力強く進んでいきます。 「船=自分」「追い風=チャンス」に見立てたのですね。 「江戸いろはかるた」の中の「え」です。かるたでは「得手に帆を揚ぐ」となっています。揚げる」は「上げる」と書く事もあります。 「得手」とは、自分が最も得意とする事です。

「得手に帆を揚げる」の言い換え、反対、似た言葉

【同義語】

得手に帆(えてにほ)/追風に帆を上げる(おいかぜにほをあげる)/得手に帆を掛ける(えてにほをかける)

【類義語】

風に順いて呼ぶ/得手に棒/流れに棹さす/渡りに船 /時は失う可からず/順風満帆/真帆に追風/追い手に帆を揚げる

【対義語】

【注意】
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「得手に帆を揚げる」の例文

【日本語】「あの会社は、最も得意とする分野に力を入れて商品を開発した。すると得手に帆を揚げて一流企業に上場し、世界にも進出していった」
【英語】
Hoist your sail when the wind is fair.

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