「江戸の敵を長崎で討つ」意味と読み方
【表記】江戸の敵を長崎で討つ
【読み】えどのかたきをながさきでうつ
【ローマ字】EDONOKATAKIWONAGASAKIDEUTSU
【意味】
意外な場所で、または筋違いのことで、昔の恨みの仕返しをするたとえ。江戸で恨みを受けた相手を、遠い長崎で討ち果たすということから。
意外な場所で、または筋違いのことで、昔の恨みの仕返しをするたとえ。江戸で恨みを受けた相手を、遠い長崎で討ち果たすということから。
説明
意外な場所や筋道の違うことで恨んでいる相手に仕返しをするたとえ。江戸の地で受けた恨みを、遠く離れた長崎で返すことから。一説には、大阪の見世物師が江戸で江戸の見世物をしのぐ勢いで大成功をおさめたが、その見世物師が大阪で長崎の見世物師に人気を奪われたことから、「江戸の敵を長崎が討つ」と言っていたものが転じ、「江戸の敵を長崎で討つ」になったといわれる。
詳細
注釈、由来
【注釈】
【出典元】-
【語源・由来】江戸で受けた恨みを、遠く離れた長崎で晴らすということから。
「江戸の敵を長崎で討つ」の言い換え、反対、似た言葉
【同義語】
-
【類義語】
江戸の仇を駿河で取る
【対義語】
-
【注意】
執念深い恨みを晴らすの意で使うのは誤り。 誤用例 「江戸の敵を長崎で討つというように、彼がどんなに遠くへ逃げても私は彼を逃がさない」
執念深い恨みを晴らすの意で使うのは誤り。 誤用例 「江戸の敵を長崎で討つというように、彼がどんなに遠くへ逃げても私は彼を逃がさない」
「江戸の敵を長崎で討つ」の例文
【日本語】「江戸の敵を長崎で討つとばかりに、昔よく説教をしていた部下から、会議のときに全社員の前で企画のミスを指摘された」
【英語】
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