ことわざ/口に蜜あり腹に剣あり(くちにみつありはらにけんあり)とは?

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「口に蜜あり腹に剣あり」意味と読み方

【表記】口に蜜あり腹に剣あり
【読み】くちにみつありはらにけんあり
【ローマ字】KUCHINIMITSUARIHARANIKENNARI

【意味】
口では優しそうなことを言っているが、心の中は陰険なこと。
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説明

言葉では相手を喜ばせるようにさも優しそうなことを言うが、心の中は険悪で悪意を抱いていることをいう。中国、唐の玄宗に仕え、宰相として権力をふるった李林甫が、甘い言葉で人に接し、陰では人を陥れたことを評したことば。中国北宋の儒学者・司馬光が編纂した歴史書『資冶通鑑』より。

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詳細

注釈、由来

【注釈】「口に蜜」とは甘い言葉のこと。「腹に剣」は腹黒いの意味。

【出典元】「資冶通鑑」
【語源・由来】中国北宋の儒学者・司馬光が編纂した歴史書『資冶通鑑』より、唐の玄宗が皇帝が李甫の陰険な性格を評した言葉から。

「口に蜜あり腹に剣あり」の言い換え、反対、似た言葉

【同義語】

【類義語】

口に甘きは腹に害あり/綿に針を包む/笑みの中の刀/笑中に刀あり/真綿に針を包む/口に接吻胸に匕首

【対義語】

口に針

【注意】
外柔内剛の意味(外見は優しくおとなしそうだが、意志はしっかりしていること)で使うのは誤り。
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「口に蜜あり腹に剣あり」の例文

【日本語】「あの人は常に口に蜜あり腹に剣ありで、彼女をよく知らない人には評判がいいが、親しくなるとみんなに敬遠される」
【英語】
A honey tongue、a heart of gall./He has honey in his mouth and the razer at his girde./Bees that have honey in their mouths have stings in their tails.

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