ことわざ/管を巻く(くだをまく)とは?

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「管を巻く」意味と読み方

【表記】管を巻く
【読み】くだをまく
【ローマ字】KUDAWOMAKU

【意味】
とりとめのないことをくどくど言うこと。
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説明

糸繰り車を回すときに出るぶんぶんという単調な音が、酔った人がくどくど言うのにたとえたことわざ。酒に酔って、くだらないことをくどくど言い続けたり他人に絡んだりすること。

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詳細

注釈、由来

【注釈】「くだ=管」とは、紡績に使う糸を巻きつける小さな軸のこと。

【出典元】-
【語源・由来】「管」とは、機織りで糸を紡ぐ時に、糸を巻き取るために使う軸の事で、これを「糸繰車」に差して駆動させると「ぶうんぶうん」と単調な機械音が鳴る事から。その姿が、お酒によって同じ事を延々と、くどくど繰り返し言う人の姿と似ている事から。

「管を巻く」の言い換え、反対、似た言葉

【同義語】

【類義語】

酔いては管巻く

【対義語】

【注意】
「巻く」を「撒く」と書くのは誤り。酔っ払いのする行為であって、素面(しらふ)の人には使わない。
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「管を巻く」の例文

【日本語】「彼女は優しくて親切な女性だが、酒の席では相手を問わず管を巻く癖があるのが難点だ」
【英語】
to grumble over one’s wine cups.

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