「苦肉の策」意味と読み方
【表記】苦肉の策
【読み】くにくのさく
【ローマ字】KUNIKUNOSAKU
【意味】
苦し紛れに考え出したやむをえない手段のこと。
苦し紛れに考え出したやむをえない手段のこと。
説明
「苦肉」とは、敵をあざむくために自分の身や味方を苦しめること。苦し紛れの手段という意味は、「苦」という言葉の連想からいうようになったもの。相手を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行う策略。敵を欺くために、わざと見方の者から自分の肉体に苦痛を受けて、敵陣に逃げ込み相手の軍情を探ろうとする計画。従来は日本の造語とされていた。
詳細
注釈、由来
【注釈】「苦肉」とは、自分の肉体や味方を苦しめること。
【出典元】『三国志演義』
【語源・由来】『三国志演義』より。 敵を欺くために、わざと見方の者から自分の肉体に苦痛を受けて、敵陣に逃げ込み相手の軍情を探ろうとする計画。従来は日本の造語とされていた。
「苦肉の策」の言い換え、反対、似た言葉
【同義語】
-
【類義語】
苦肉の計/苦肉の謀/反間の計
【対義語】
―
【注意】
「国苦の策」「苦に苦の策」と書くのは誤り。
「国苦の策」「苦に苦の策」と書くのは誤り。
「苦肉の策」の例文
【日本語】「苦肉の策で、不本意ではあるが、吸収合併に合意する」
【英語】
A scheme to create dissessions in the rival camp./A plan to deceive the enemy by self-torture.
コメント