「真綿に針を包む」意味と読み方
【表記】真綿に針を包む
【読み】まわたにはりをつつむ
【ローマ字】MAWATANIHARIWOTSUTSUMU
【意味】
表面は優しくふるまっているがが、内心では悪意を持っていること。
表面は優しくふるまっているがが、内心では悪意を持っていること。
説明
ふんわりとやわらかくて、心地よさそうな真綿に鋭い針を隠すように、表面上は穏やかでやさしそうに見えるが、心の中は意地が悪いことをいう。
詳細
注釈、由来
【注釈】柔らかい真綿に、とがった針を包み隠すことから、表向きはやわらかく見えるが、心の中は意地が悪いことをいう。
【出典元】-
【語源・由来】ふんわりとやわらかくて、心地よさそうな真綿に隠しておいた鋭い針で、チクリと相手を指すことから。
「真綿に針を包む」の言い換え、反対、似た言葉
【同義語】
真綿に針(まわたにはり)/綿に針を包む(わたにはりをつつむ)
【類義語】
笑みの中の刀/口に甘きは腹に害あり/笑中に刀あり/口に蜜あり腹に剣あり/口に接吻胸に匕首/綿に針を包む/笑みの中に刀をとぐ
【対義語】
口に針
【注意】
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「真綿に針を包む」の例文
【日本語】「私の上司はにこやかで人当たりが良いけれど、考えていることはいつも表情と正反対だ。まさに真綿に針を包むような人で信用できない」
【英語】
A saint abroad and a devil at home./God in the tongue and the devil in the heart.