ことわざ/遠くの親戚より近くの他人(とおくのしんせきよりちかくのたにん)とは?

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「遠くの親戚より近くの他人」意味と読み方

【表記】遠くの親戚より近くの他人
【読み】とおくのしんせきよりちかくのたにん
【ローマ字】TOOKUNOSHINNSEKIYORICHIKAKUNOTANINN

【意味】
遠くにいたり疎遠にしている親戚よりも、近所の他人の方が頼りになるということ。
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説明

血の繋がっている親類であっても、遠く離れて暮らしていれば行き来も少なくなり、情も通わなくなるもので、万が一急を要する出来事があった場合に助けられることはない。赤の他人であっても、自分の近くにいる人のほうが、かえって力になってくれるという意味。「遠い親戚より近くの他人」ともいう。

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詳細

注釈、由来

【注釈】赤の他人であっても、自分の近くにいる人のほうが、力になってくれるという意味。

【出典元】『明心宝鑑』
【語源・由来】中国明代に編まれた箴言集『明心宝鑑』の「遠水は近火を救い難く、遠親は近隣に如かず」が由来。

「遠くの親戚より近くの他人」の言い換え、反対、似た言葉

【同義語】

遠い親戚より近くの他人(とおいしんせきよりちかくのたにん)

【類義語】

遠き親子より近き他人/遠水近火を救わず/遠くの親類より近くの他人/遠い一家より近い他人/遠水渇を救わず/遠い一家より近い隣/遠き親子より近き隣/手遠い者はまさかの用に立たぬ/遠親は近隣に如かず

【対義語】

血は水よりも濃い

【注意】
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「遠くの親戚より近くの他人」の例文

【日本語】「遠くの親戚より近くの他人で、親が倒れたときは近所の人がすぐさま救急車を呼んでくれたおかげで、命が助かったよ」
【英語】
A near friend is better than a far-dwelling kinsman./Good neighbor is better than a brother far off.

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