「屠所の羊」意味と読み方
【表記】屠所の羊
【読み】としょのひつじ
【ローマ字】TOSHONOHITSUJI
【意味】
屠所に引かれていく羊。死が刻々と迫ること。
屠所に引かれていく羊。死が刻々と迫ること。
説明
刻々と死期が近づいてくることのたとえ。また、不幸に打ちひしがれて気力をなくしていることのたとえ。屠殺場に引かれていく羊の気持ちから。
詳細
注釈、由来
【注釈】「屠所」とは、家畜を殺して処理する所。
【出典元】「摩訶摩耶経」
【語源・由来】「屠所(としょ)」とは、人間の食用の肉になる家畜を殺して処理する所を言い、そこに連れていかれる羊の様子から転じてきている。
「屠所の羊」の言い換え、反対、似た言葉
【同義語】
屠所の羊の歩み(としょにひつじのあゆみ)/屠所の歩み(としょのあゆみ)
【類義語】
羊の歩み/牲に赴く羊/生簀の鯉
【対義語】
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【注意】
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「屠所の羊」の例文
【日本語】「彼はまるで屠所の羊のようにがっくりとうなだれていた」
【英語】
like a prisoner dragged to execution..