「若い時の苦労は買ってでもせよ」意味と読み方
【表記】若い時の苦労は買ってでもせよ
【読み】わかいときのくろうはかってでもせよ
【ローマ字】WAKAITOKINOKUROUHAKATTEDEMOSEYO
【意味】
若い時の苦労は将来役に立つ貴重な経験となるから、自分から進んで苦労するほうがよいということ。
若い時の苦労は将来役に立つ貴重な経験となるから、自分から進んで苦労するほうがよいということ。
説明
若い時に勉学や、人の交流を避ければ、将来はもっと苦労することになるという意味。東洋では、「勉学」「練習」=「苦労」になるが、西洋では「困難」=「苦労」であっても、勉学が苦労とは限らないようである。そのためか、勉強や交流に乏しい人を「idler」(働かない人)という言い回しが使われる。また、「Endure hardship」(苦労(困難)に耐えろ。)という有名な言葉は「耐えろ」であっても、決して「自ら進んで苦労しろ」という意味ではない。つまり「苦労は買ってでもせよ」となると、「苦行をしていけばいつか救われる。」のような勘違を生むような誤訳が生まれることだろう。
詳細
注釈、由来
【注釈】「苦労」は「辛労」「難儀」「辛抱」とも。
【出典元】-
【語源・由来】-
「若い時の苦労は買ってでもせよ」の言い換え、反対、似た言葉
【同義語】
若い時の苦労は買ってでもしろ(わかいときのくろうはかってでもしろ)/若い時の苦労は買うてでもせよ(わかいときのくろうはこうてでもせよ)
【類義語】
艱難汝を玉にす/苦労屈託身の薬/若い時の力瘤
【対義語】
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【注意】
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「若い時の苦労は買ってでもせよ」の例文
【日本語】「寒中稽古が辛いと言って泣くが、息子には最後まで通わせる。若い時の苦労は買ってでもせよという親心からだ」
【英語】
Heavy work in youth is quiet in old age./Person never enriched a young man.
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