ことわざ/一敗地に塗れる(いっぱいちにまみれる)とは?

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「一敗地に塗れる」意味と読み方

【表記】一敗地に塗れる
【読み】いっぱいちにまみれる
【ローマ字】IPPAICHINIMAMIRERU

【意味】
立ち直れないほど、徹底的にうち負かされることのたとえ。
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説明

一度の戦いで、大敗して倒れた死傷者が地面に踏みにじられて、泥まみれになったことから。再び立ち上がれないほど大敗してしまうこと。『史記・高祖本紀』に「今将を置くこと善からざれば、一敗地に塗れん」とある。「一敗地に塗る(まみる)」とも。

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詳細

注釈、由来

【注釈】「一敗」は、一度の勝負で完全に敗北することを表し、「地に塗れる」は、戦死した者の内臓が地面に散らばって泥にまみれるという意味。区切りは「一敗、地に塗れる」。

【出典元】「史記」
【語源・由来】「史記・高祖本紀」による。 「今将を置くこと善からざれば、一敗地に塗れん」といったとされることが由来。

「一敗地に塗れる」の言い換え、反対、似た言葉

【同義語】

【類義語】

肝脳地に塗る

【対義語】

【注意】
僅差で敗れた場合に使うのは誤り。誤用例 「一時は同点まで追いついたのに、最終回で一敗地に塗れた」「一敗」を「一杯」、「地」を「血」と書くのは誤り。
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「一敗地に塗れる」の例文

【日本語】「一敗地に塗れ、再起不能に陥った」
【英語】
To meet with defeat./It is that I am defeated thoroughly so as to be able to never stand up.

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