「鬼籍に入る」意味と読み方
【表記】鬼籍に入る
【読み】きせきにいる
【ローマ字】KISEKINIIRU
【意味】
死亡すること。
死亡すること。
説明
死ぬことを遠回しにいう言葉。「鬼籍」は寺で、檀家の死者の氏名などを記録する名簿のこと。日本でいう鬼は、西洋でいう悪魔と同じものとされ、地獄に堕ちた亡者を懲らしめるというイメージがあるが、中国の鬼とは幽霊のことで、魂の「云う」が無くなって鬼となる。云うは「伝える」の古語であり、人に伝えられない、つまり忘れられた存在が「鬼」であり幽霊というわけである。「鬼籍」に「鬼」が使われるのは、そうした中国文化の概念がそのまま残ったものであり、なぜ鬼なのかはそういうわけである。
詳細
注釈、由来
【注釈】「鬼」は死者の意味で、「鬼籍」とは死者の姓名や死亡年月日などを記入する帳面、過去帳のこと。
【出典元】-
【語源・由来】「鬼籍(きせき)」とは、お寺が死者の名前や死亡年月日などを記入しておく帳面のこと。
「鬼籍に入る」の言い換え、反対、似た言葉
【同義語】
-
【類義語】
-
【対義語】
-
【注意】
「入る」は「はいる」とは読まない。
「入る」は「はいる」とは読まない。
「鬼籍に入る」の例文
【日本語】「志なかばにして鬼籍に入る」
【英語】
It dies.
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