「好事魔多し」意味と読み方
【表記】好事魔多し
【読み】こうじまおおし
【ローマ字】KOUJIMAOOSHI
【意味】
よいことが実現しそうな時には往々にして邪魔が入りやすいということ。
よいことが実現しそうな時には往々にして邪魔が入りやすいということ。
説明
良いことには邪魔が入りやすいものだから、有頂天になってはいけないという戒めのことば。「琵琶記(びわき)」より出典。「好事魔を生ず」とも。
詳細
注釈、由来
【注釈】「好事」とは良い出来事のこと。「魔」とは、「邪魔」の「魔」。
【出典元】『琵琶記』
【語源・由来】「琵琶記」より出典。良いことがあったからと、有頂天になっていてはいけないということ。
「好事魔多し」の言い換え、反対、似た言葉
【同義語】
–
【類義語】
寸善尺魔/月に叢雲花に風/花発いて風雨多し/花に嵐
【対義語】
–
【注意】
読み方としては「好事魔、多し」ではなく「好事、魔多し」と読む。「好事」を「好きな事」の意とするのは誤り。
読み方としては「好事魔、多し」ではなく「好事、魔多し」と読む。「好事」を「好きな事」の意とするのは誤り。
「好事魔多し」の例文
【日本語】「彼女はここ数年仕事もうまくいっており私生活も充実している。が、それに対して恋人はふたりの関係に不安を持つことがあるらしいよ。好事魔多しというからだろうね」/「難関を突破して入社し、希望の部署に配置されて最高のスタートだが、好事魔多し。気持ちを引き締めて頑張らなければならない。」/「昇進に結婚と良いことが続いているからこそ、好事魔多しという言葉を胸に置いて欲しい。」/「宝くじが当たって何でも手に入るようになったが、好事魔多し、地道に仕事を続けていこうと思う」
【英語】
Change of fortune is the lot of life./Good luck comes by cuffing./Good luck comes by cuffing.