ことわざ/俎板の鯉（まないたのこい）とは？

「俎板の鯉」意味と読み方

【表記】俎板の鯉
【読み】まないたのこい
【ローマ字】MANAITANOKOI

【意味】
相手の思うままになるよりしかたのないこと。

まな板に乗せられた鯉のように、自分の力ではどうすることもできず、ただ調理されるのを待っている他ない状態の意味。自分の力ではどうすることもできず、相手の思うままになるしかない様、また、そのような運命にあることのたとえ。

【注釈】「俎」は、「肉」と「台」が合わさった漢字で、肉を調理する台という意味。日本では、当て字で「真魚（まな）」や「真菜（まな）」ともいい、どちらにしても食材を切るための板を指す。

【出典元】－
【語源・由来】ー

俎の鯉（まないたのこい）/俎上の鯉（そじょうのこい）/俎の魚（まないたのさかな）

俎板の魚／俎上の鯉／まな板の肉／まな板の上の蛸／生簀の鯉／まな板の魚／俎上の肉／俎上の魚／類義語とはされていませんが、似たような意味合いの表現で「運を天に任せる／屠所の羊

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【注意】
「まな板の鯛」は誤り。

【日本語】「そのときの僕はまるでまな板の鯉だった。何の反論もできず、ただ判決をうけとめる他なかった」
【英語】
Like carp on the cutting board.