「長い物には巻かれろ」意味と読み方
【表記】長い物には巻かれろ
【読み】ながいものにはまかれろ
【ローマ字】NAGAIMONONIHAMAKARERO
【意味】
目上の者や勢力や権力の強い相手に対しては反抗せず、それに従ったほうが得策だという意。
目上の者や勢力や権力の強い相手に対しては反抗せず、それに従ったほうが得策だという意。
説明
力のある者には反抗せずに、おとなしくしているのが得策だということ。元となる話は中国の昔話より。とある猟師が、ライオンに襲われた象を助けたら、象はその猟師を鼻で巻きつけて、ジャングルの奥地へ連れて行った。その奥地で猟師は大量の象牙を手に入れ、大金を手にしたという逸話から。
詳細
注釈、由来
【注釈】「長い物」とは、自分の手に負えないほど長いもので、力が強い者をさす。元は像の鼻のことをいう。
【出典元】-
【語源・由来】象の鼻に巻かれた男が莫大な利益を手に入れたという逸話から。
「長い物には巻かれろ」の言い換え、反対、似た言葉
【同義語】
長い物には巻かれよ(ながいものにはまかれよ)
【類義語】
大勢順応/長いものには巻かれよ/寄らば大樹の陰/大きな物には呑まれる/泣く子と地頭には勝てぬ/付和雷同/太きには呑まれよ/強い者には負けろ
【対義語】
鶏口となるも牛後となるなかれ
【注意】
「長い物」を「長い者」と書くのは誤り。
「長い物」を「長い者」と書くのは誤り。
「長い物には巻かれろ」の例文
【日本語】「長い物には巻かれよの精神で今まで言いなりになってきたが、自分の生き方は本当にこれでいいのかと最近は悩んでばかりいるよ」
【英語】
It is no medding with our betters./Kings have long arms and have eyes and ears./It is ill striving against the stream./You can’t fight city hall.