ことわざ/忍の一字は衆妙の門(にんのいちじはしゅうみょうのもん)とは?

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「忍の一字は衆妙の門」意味と読み方

【表記】忍の一字は衆妙の門
【読み】にんのいちじはしゅうみょうのもん
【ローマ字】NINNNOICHIJIHASHUUMYOUNOMONN

【意味】
忍耐を身につければ、どんなことでも出来るというたとえ。
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説明

「忍」とは、忍者のことではなく「忍耐」(我慢強く専念する力)を言う。「衆妙の門」とは、全ての生命(元、もしくは根源)の始まりを意味し、中国の老子から引用された言葉になる。

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詳細

注釈、由来

【注釈】忍耐の忍の一字があらわす精神を常に持つことが、あらゆることを行う上での出発点であり、それが成功に繋がるということ。 「衆妙の門」の「衆」は「たくさんの~」という意味。「妙」は「素晴らしい様」を言う。つまり「衆妙の門」とは、全ての生命(元、もしくは根源)の始まりを意味する。

【出典元】呂本中「東莱集」
【語源・由来】「道可道、非常道。名可名、非常名。無名天地之始、有名萬物之母。故常無欲以觀其妙、常有欲以觀其徼。此兩者同出而異名。同謂之玄。玄之又玄、衆妙之門。」(『老子』第一章より)『「道」と言われる道は、決して正しいものとは限らない。「名」と呼べる名も、正しいのかどうかは分からない。天地が創られた時は名など存在せず、万物が生み出された後に全てに名がついた。つまり無欲な心でいれば、全てを見渡すことができる。逆に欲が有るのなら、全体を見渡すことはできない。名が違えども全ては同じもの。すべてが「玄」(時間、空間を超越した万象。)とするなら、衆妙の門から生まれるものは、全てが玄である。』

「忍の一字は衆妙の門」の言い換え、反対、似た言葉

【同義語】

【類義語】

堪忍は万宝にかえ難し/ならぬ堪忍するが堪忍/韓信の股くぐり/堪忍は一生の宝/忍は一字千金の法則/堪忍の足らぬ人は心の掃除の足らぬ人/なる堪忍は誰もする/堪忍辛抱は立身の力綱/堪忍の忍の字が百貫する/堪忍は無事長久の基

【対義語】

【注意】
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「忍の一字は衆妙の門」の例文

【日本語】「忍の一字は衆妙の門だ、苦しくても朝稽古は最後までやり通しなさい」
【英語】
Abide, friend, your mother bided till you were born.

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