ことわざ/小人閑居して不善をなす(しょうじんかんきょしてふぜんをなす)とは?

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「小人閑居して不善をなす」意味と読み方

【表記】小人閑居して不善をなす
【読み】しょうじんかんきょしてふぜんをなす
【ローマ字】SHOUJINNKANNKYOSHITEFUZENNWONASU

【意味】
つまらない人間は暇でいると、ついよくないことをしがちであるという意味。
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説明

小人物が暇を持て余すと、ろくでもないことをするということ。「小人」とは君子(頭がよく、人から信頼される人物のこと)と対になる言葉で、人徳や教養のない卑しい者の意味。

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詳細

注釈、由来

【注釈】「小人」とは、「君子」に対する語であり、教養や人徳のない人のこと。「閑居」とは、暇を持て余し何もせず日々を過ごすこと。「閑居」は本来「間居」と書くが、現代では「閑居」とするのが一般的。

【出典元】四書五経「大学」
【語源・由来】四書五経の『大学』に「小人間居して不善を為せば、至らざる所なし」とある。「四書五経」とは、儒教の経書の中で特に重要とされる四書と五経の総称。

「小人閑居して不善をなす」の言い換え、反対、似た言葉

【同義語】

【類義語】

【対義語】

【注意】
「小人」を「しょうにん」と読むのは誤り。 「不善」を「不全」と書くのは誤り。
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「小人閑居して不善をなす」の例文

【日本語】「小人閑居して不善をなすと言うが、仕事をやめてからというもの彼は毎日競馬場通いをしている。いずれ身を滅ぼすだろうね」
【英語】
Ordinary mortals, having nothing to do, will do evil./By doing nothing we learn to do ill./Idleness is the mother of all evil./An idle brain is the devil’s workshop./The devil finds mischief for idle hands to do.

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