ことわざ/虎は死して皮を留め、人は死して名を残す(とらはししてかわをとどめ、ひとはししてなをのこす)とは?

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「虎は死して皮を留め、人は死して名を残す」意味と読み方

【表記】虎は死して皮を留め、人は死して名を残す
【読み】とらはししてかわをとどめ、ひとはししてなをのこす
【ローマ字】TORAHASHISHITEKAWAWOTODOME,HITOHASHISHITENAWONOKOSU

【意味】
虎は死後に立派な毛皮を残し、人は生前の名誉によって死後にも名を永く残すという意味。
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説明

虎は死んだ後その毛皮が珍重され、偉業を成した人は死んだ後その名を語り継がれる。人は名誉を重んじることが大切だという教訓として言われることわざ。虎は死んでもあの美しい毛皮が残るように、人も死んだとしても後世に名が残るような生き方をするようにという意味。

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詳細

注釈、由来

【注釈】虎が死ねば、立派な毛皮を残すように、人が死ぬときは、名が語られるようになれ、という意味。

【出典元】『十訓抄・四』
【語源・由来】後梁の武将として有名だった王彦章の名言「豹死留皮、人死留名」から。『十訓抄・四』より。

「虎は死して皮を留め、人は死して名を残す」の言い換え、反対、似た言葉

【同義語】

虎は死して皮を残し、人は死して名をす(とらはししてかわをのこし、ひとはししてなをのこす)/豹は死して皮を留め、人は死して名を留む(ひょうはししてかわをとどめ、ひとはししてなをとどむ)

【類義語】

豹は死して皮を留め人は死して名を留む/豹は死して皮を留め、人は死して名を留む/人は一代名は末代

【対義語】

【注意】
「皮」を「革」と書くのは誤り。
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「虎は死して皮を留め、人は死して名を残す」の例文

【日本語】「今の研究成果でも充分認められているが、このままでは終わりたくない。虎は死して皮を留め人は死して名を残すというように、死ぬまでには自分の死後に語り継がれるような偉大な研究成果を残したい」
【英語】
Live well and live forever./He has not lived that lives not after death.

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