ことわざ/捕らぬ狸の皮算用(とらぬたぬきのかわざんよう)とは?

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「捕らぬ狸の皮算用」意味と読み方

【表記】捕らぬ狸の皮算用
【読み】とらぬたぬきのかわざんよう
【ローマ字】TORANUTANUKINOKAWAZANNYOU

【意味】
当てにならないことを当てにして計画を立てることのたとえ。まだ捕まえていない狸の皮の価格を計算することから。
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説明

実際にまだ自分の物になっていない、手に入るかどうかもわからない不確かなものや利益に期待をかけて、計画を練る事。猟師が肝心の狸を一匹も狩ってもいないのに、「街に売りに行ったら、どれくらいの値がついて儲かるのだろうか?」と妄想を膨らませているというたとえから。韓国では「김칫국부터 마신다」(キムチの汁から飲む。)という類義語がある。餅だけ食べると、どうしてもノドがつまるので、汁物を先に飲むという文化がある。後で餅も食べられると勘違いした人が、まずキムチの汁を飲んで餅が出てくるのを待っているということから。

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詳細

注釈、由来

【注釈】「算用」とは、金銭の額や物の数量を計算するという意味。 「捕らぬ」は、「取らぬ」「獲らぬ」とも書く。

【出典元】-
【語源・由来】まだ狸を一匹も捕らえてもいないのに、その狸の皮の売り値を計算をしていることから。

「捕らぬ狸の皮算用」の言い換え、反対、似た言葉

【同義語】

【類義語】

儲けぬ前の胸算用/沖な物あて/飛ぶ鳥の献立/卵を見て時夜を求む/沖のはまち/海も見えぬに船用意/穴の狢を値段する/長範があて飲み/生まれぬ前の襁褓定め

【対義語】

【注意】
「皮算用」を「革算用」と書くのは誤り。
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「捕らぬ狸の皮算用」の例文

【日本語】「来年のお年玉をあてにしてゲーム機を買うだなんて、獲らぬ狸の皮算用というものよ。まだもらってもいないのに」
【英語】
Catch the bear before you sell its skin./Don’t count your chickens before they are hatched.

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