ことわざ/傾城(けいせい)とは?

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「傾城」意味と読み方

【表記】傾城
【読み】けいせい
【ローマ字】KEISEI

【意味】
絶世の美女のこと。君主が夢中になって国を城を傾けるほどの美人の意から。「傾国」と「傾城」は同じ意味。
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説明

古代中国より美しい女は国を滅ぼすほど危険な存在であると説いていた。世界でも似たような事例が多くあり、日本でも遊郭で遊びすぎた大名が一国を潰してしまうほど借金を抱えてしまったという話もある。「傾国」と「傾城」はまったく同じ意味であり、それぐらい異性にはくれぐれも気をつけろという戒めである。この言葉が生まれた漢書よりも遥か昔、春秋戦国時代のころ「西施」という美しい娘がいた。貧しい農村で暮らしていたが、あまりの美しさから大国「呉」を滅ぼすための計画の刺客として「越」の王に選ばれてしまう。刺客とはいえ暗殺が目的ではなく、「呉王は無類の女好きだから、政事に集中できぬよう、毎日遊んでやれ。」ということだった。越王の思惑通り呉王は彼女に夢中になってしまい、本当に仕事をしなくなってしまった。怒った家臣は何度も呉王に忠告するが、逆に家臣を死罪にしてしまうほど酷い状態だったという。弱体化した呉は越に滅ぼされ、呉王は自らの愚かさに恥じ、自分の首を撥ねたと言われている。※呉王(夫差)は歴戦の覇者だった。一度は越王を死においやるものの、命乞いをした越王を許してしまう。その後、越王は長きに渡り、その屈辱感がぬぐえず、いつか呉王に復讐することを誓う。その後、呉王は覇王になるべく他国に進軍するが、越の攻撃に幾度も悩まされ、度重なる戦によって疲弊する。やがて、「越と手を結ばない限り、呉は滅びますぞ。」と家臣に諭されるも、家臣を謀殺してしまう。ついには越王に「流刑ならば命は助かるだろう。」と言われると、「私も老いた。かような姿で一族に会わせる顔などない。」と言い残し、自分の首を撥ねたという。(『春秋左氏伝』と『史記』越王勾践世家第十一より。)この話は「西施」の話と似た部分があるものの、西施が登場する書物は呉越春秋時代より先になる。つまり、「西施」は民間の昔話などによって、創作された可能性もある。

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詳細

注釈、由来

【注釈】『漢書』に「北方に佳人あり、絶世にして独り立つ。一顧すれば人の城を傾け、再顧すれば人の国を傾く。寧んぞ傾城と傾国とを知らざらんや。佳人再び得難し(北の地方に非常に稀な美女がいる。一度振り向けば城を滅ぼし、再び振り向けば国を滅ぼす。城と国を滅ぼすことが重大なことではあるが、これほどの美女は二度と得られないだろう)」とあるのに基づく。

【出典元】「漢書」
【語源・由来】-

「傾城」の言い換え、反対、似た言葉

【同義語】

【類義語】

一顧傾城/傾国

【対義語】

【注意】
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「傾城」の例文

【日本語】「彼女ほどの美人を見たことがない。まさに傾城と言えるだろう」
【英語】

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