ことわざ/六十の手習い(ろくじゅうのてならい)とは?

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「六十の手習い」意味と読み方

【表記】六十の手習い
【読み】ろくじゅうのてならい
【ローマ字】ROKUJUUNOTENARAI

【意味】
学問や習い事を始めるのに、遅すぎるということはないという意味。
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説明

六十歳になって文字を習い始めることから。学問や習い事をするのに年齢制限などなく、たとえ晩年に始めても遅すぎるということはないという意味が込められている。六十という数字は古代中国の暦の数え方である「六十干支(十干十二支ともいう。)」から来ている。六十で一回りとする表記方法で、年月や時刻や方角などを表す方法として使われてきた。つまり、六十歳を祝う「還暦」とは、人生が一回りして区切りがついたという意味があり、ことわざの六十もそこからなのであろう。昨今は長寿ということもあり、年をとってから習い事や学び事を始める(晩学)という意味から、「六十」は「七十」「八十」でもよいとされ、「八十の手習い」ともいう。

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詳細

注釈、由来

【注釈】「六十」とは、長寿の祝い事で「還暦」を意味し、人生が一回りして区切りがついたということ。

【出典元】『親仁形気』
【語源・由来】-

「六十の手習い」の言い換え、反対、似た言葉

【同義語】

【類義語】

白首窮経/七十の手習い/老いの学問/八十の手習い九十の間に合う/八十の手習い

【対義語】

年寄りの冷水

【注意】
「二十の手習い」「三十の手習い」など、若い世代に当てはめるのは誤り。
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「六十の手習い」の例文

【日本語】「六十の手習いで、ピアノを習い始めた。若い頃は、ピアノを買えるほど裕福な家庭ではなかったが、ずっと興味はあってね。念願叶ってピアノの練習ができるようになり、毎日楽しいよ」
【英語】
One is never too old to learn./Never too late to learn./Never too old to learn./It is never too late to learn./Live and learn.

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